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EDITION グランフロント大阪店

トゥモローランドのオリジナルブランド「Edition」のグランフロント大阪店の内装計画。通常、今回のようなテナント計画ではストックルームを店舗奥側に計画し、売り場面積の最大化を図ることが多い。一方で、今回の区画は平面が三角形のような形状をしており、各辺にガラスウィンドウがある特徴的な区画であった。そこで私たちは、ストックによってこれら開口部が閉鎖的な印象になるのを避けるため、敢えて区画の中央にストックルームをレイアウトし、商業施設という画一化された環境の中にありながらも、店舗の顔となるようなコアを作ることを考えた。

三角形のような特徴的な平面に対して、直線的なボリュームでストックルームの箱を挿入する。そして、ディスプレイやレジカウンター、フィッティングルームなど、各機能と一体的にこの箱を計画することで、店内機能の充実を図りながら空間に回遊性やバリエーションを持たせている。また、ファサード側にはディスプレイのための大きなステージを設置。シーズン毎にストアの顔を作りやすい状況を整えた。床にはサイザルカーペットを、コアの仕上げには粗い表情の吹き付け材を使用し、素材や質感としても店舗の存在が引き立つことを意識した。

クライアント:トゥモローランド
計画種別:内装設計
用途:ブティック
計画期間:2023年7月~2024年3月
計画面積:276.71平米
計画地:大阪府大阪市北区
設計:ケース・リアル 二俣公一 下平康一
施工:ヴィレ
照明計画:モデュレックス
写真:水崎浩志

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