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西戸崎の家

住宅はそのボリュームや内部空間の構成において使い勝手よく永きに渡り飽きのこない単純なものが良いと考えている。ここでは方位や接道、近隣との関係を意識しながらも、敢えてその特質した敷地形状には注視せず、2つのアノニマスな建築ボリューム=一般的な切妻の平屋と二層の箱型をそのシンプルな内部構成をそのままに結合している。その結果、開放的で明快な動線や内部空間が得られている。

計画種別:新築
用途:住宅
計画期間:2010年10月~2011年10月
構造:木造
規模:地上2階
敷地面積:169.0平米
建築面積:76.9平米
延床面積:123.2平米(1F/76.9平米、2F/76.3平米)
計画地:福岡県福岡市東区西戸崎

設計:ケース・リアル 二俣公一 有川靖
設計協力・施工:時空建築工房
撮影:水崎浩志

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