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LOEFF東京ミッドタウン店

「年齢を重ねても大切にしたい日常着」をコンセプトとしているファッションブランド”LOEFF”のための内装計画。区画となるミッドタウン2Fフロアには全体的に緻密で整然とした空気があり、この中にLOEFFの店舗を計画するにあたっては、周囲と適度な変化をつけながら、ブランド固有の静けさや柔らかさを持った場所が良いと考えた。
最初に施主から要望があったのは、直線と曲線をデザインの要素として取り入れて欲しいということ。また、区画には店舗奥面に避難のための出入り口があり、ファサード側からその避難口までの動線を確保することが課題となった。そこでこれらを同時にクリアする方法として、店内をU字型の壁を軸としてプランすることにした。具体的には、適宜開口部を設けたU字型の壁を介して、その内側にカウンターやメインのショップ空間などの機能を、そして外側にはストックやフィッティングルーム、ウィンドウディスプレイのほか、もう一つのショップスペースをレイアウトしている。これにより店内に複数のシーンが生まれ、画一的な空間となるのを避けると共に、課題であった直線/曲線の要素や避難動線の確保の問題を解決した。また、木で仕上げたメインの壁面にはブランドをイメージした淡いグレー色を採用し、LOEFFのイメージとシンクロする空間を目指した。

クライアント:ユナイテッドアローズ
計画種別:内装設計
用途:ブティック
計画期間:2019年10月~2020年6月
計画面積:115.58平米
計画地:東京都港区赤坂
設計:ケース・リアル 二俣公一 下平康一
施工:ディーブレーン
照明計画:モデュレックス
写真:志摩大輔

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