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CIBONEによるCONNECTのためのブース

内外に機能を包括する12面体の壁 – ライフスタイルショップCIBONE(シボネ)が、デザインとコミュニケーションを軸にした新たなプロジェクトとして、さらにはアーティストやブランドが集い化学変化を起こす始発地点として位置付ける”CONNECT”。この計画は、そんな”CONNECT”のアパレルカテゴリーのためのブース計画である。パビリオンのような中心性のあるボリュームに着想を得て、その内外に求められる機能を内包する12面体の装置を考えた。ブース内側にはアパレルアイテムのディスプレイやフィッティングルームなどを、そして外側には外周エリアで展開される家具や雑貨類の販売、インスタレーション等のための展示機能を配置。多面体であることを活かして、それぞれの機能を内外に効率よく取り入れながら、各商品カテゴリーを間接的にミックスすることを考えた。シンプルな構造体ながらも、その回遊性によって人が迷い込む遊具のような、楽しい存在になればと願っている。

クライアント:ウェルカム
計画種別:什器設計
用途:物販
計画期間:2020年1月~2020年6月
計画面積:82.1平米
計画地:東京都渋谷区神宮前
設計:ケース・リアル 二俣公一 有川靖(設計パートナー)
施工:吉田工務店
写真:志摩大輔

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